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七五三祝福式のお話(マタイ18:1〜5)

聖書箇所 マタイ18:1〜5

 そのとき、弟子たちがイエスのところに来て、「いったいだれが、天の国でいちばん偉いのでしょうか」と言った。 そこで、イエスは一人の子供を呼び寄せ、彼らの中に立たせて、言われた。「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。 自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。 わたしの名のためにこのような一人の子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。」

 

 今、神父さんがよんだ聖書は、テレジアが大好きだったお話です。この子がテレジアです。150年前にフランスに生まれた女の子です。

 みんな教会学校でテレジアホール使うでしょう。テレジアホールは、このテレジアからお名前をもらってます。

 テレジアは5歳の時:「神様を喜ばせることをします」「神様を悲しませることは絶対しません」とお約束しました。


 お姉さんのセリーヌが先にシスターになりました。シスターは、神様のことだけ考える人です。結婚しないで、世界中の困っている人のため、世界中の平和のためにお祈りします。修道院といって、ここに入ったら、もうお外には行きません。お父さん、お母さんとも会いません。レストランもディズニーランドにも行きません。お祈りをして、お野菜作ったりします。


 「私もお姉さん・セリーヌみたいにシスターなりたい!」と思ってテレジアは15歳でシスターになります。「神様のために生きたい!」と決心してテレジアは頑張りました。お祈りして、一生懸命働きました。でも、結核というお病気になって24歳で死んでしまいます。

 「みんなは24歳で死んでしまったテレジアをどう思いますか?」子供の答え「かわいそう」


(祭壇の花束を見せる ガーデラ、デンファレ、アンセジューム、八重の百合、スカシユリ、カラーのお花が祭壇にあります。


 24歳で死んでしまったテレジアは「自分は“小さき花”(ホワイトスターを指す)のテレジアです。」と言いました。テレジアは、自分は小さなお花、だと思ったんだね。大きなお花が立派、とは思いませんでした。

 みんな、お花は太陽・お日様があるから咲くんだよね。

 テレジアは思いました。

 神様は、小さなお花にも、大きなお花にも。同じようにお日様(太陽)をくれます。小さなお花には、少ししかお日様あげません、とは言いません。大きくても小さくても神様はお日様をくれます。大事に大事に育ててくれます。


 ここに百合の大きなお花があります。ホワイトスターという小さなお花もあります。

 百合は、きれいだけど、百合だけだったら? こんなに綺麗になりません。大きいお花だけじゃなくて小さいお花もあるから綺麗です。

 大きくても小さくても自分のお花が咲いてるから綺麗です。

 みんなも自分のお花を咲かせたら幸せになれます。人と比べなくていいです。 

 どの幼稚園に行っても、どの小学校に行っても、自分のお花を咲かせたら、綺麗です。幸せです。

 小さき花のテレジアは、病気で24歳で死んでしまったけど、とってもきれいなお花に咲けました。神様のために自分のお花を咲かせました。だから世界中の人が、小さき花のテレジアみたいになりたいって、人気者なんだね。


 今、七五三をお祝いしているお友達も、自分のお花を咲かせましょう。無理に大きなお花咲かせなくていいです。小さくても自分のお花を咲かせましょう。みんなが自分のお花を咲かせて、神様に喜んでもらいましょう。





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