最初は弟子たちのお話です。
復活されたイエス様には、十字架で受けたひどい傷がありました。手と脚と脇腹に傷がありました。弟子たちはユダヤ人たちを恐れてたんだけど、急にイエス様が現れて、しかも痛そうな傷があってとってもびっくりしました。イエス様を助けないで、みんな逃げちゃったから「イエス様から叱られるんじゃないか?」とも思って、ビクビクしてました。
「逃げてしまって弟子たちにイエス様は叱りましたか?」
叱らなかった。何て言ったの?
「平和があるように」「平和があるように」
「平和があるように」ってことは、怒ってる?
怒ってない。「ゆるしてる」
臆病だった弟子たちは、逃げ出してしまったけど、イエス様は、許してくれました。
それだけじゃなくて、イエス様は「あなた方を遣わす」と言われます。
「遣わすって」どんなこと?「遣わす」はお母さんのお使いのこと?
「牛乳買って来て!お肉買ってきて!」とちょっと似てる。
して欲しいことがあるから、イエス様は弟子たちにお願いしました。
弟子たちは、逃げ出しちゃったけど、「許して」「自分と同じことをしなさい」と遣わされました。
次は神父さんのお父さんのお話です。
私のお父さんは、神父さんなるのに反対していました。孫の顔が見たかったんだね。聖金曜日、だんだん弱っているお父さんに、「(神父になること許してくれてありがとう。孫の顔を見せられなくてごめんなさい」と言いました。
そうしたら、お父さんは、左手を上げて「いいよ」と言ってくれました。
「もう許してるから。クヨクヨしないで、やりたいこと頑張りなさい!世界が平和になるように頑張りなさい!」と左手で遣わしてくれました。
次は初聖体のお友達の話です。
初聖体を受けるお友達は、赦しの秘跡を受けたね。神父さん怖かった? 許してくれなかった?
「怖くなかった。許してくれた」
イエス様とおんなじだね。神父さんのお父さんと一緒。
みんなもイエス様から許されて遣わされます。
ご聖体には、イエス様からのお願い事が詰まってます。イエス様からのお使い、ってワクワクしない? お金出してお買い物するお使いじゃない。
侍者をしてください。平和のために働いてください。
ウクライナの応援のトートバックを手伝ってくれた子もいるね。
困っている人を励ましてあげてください。仲直りのお手伝いしてください。
広い心で世界中の人のためにお手伝いをする。
ご聖体には、イエス様の許しと、お願い事が詰まっています。ご聖体をいただく時「イエス様はどんなお使いをして欲しいのかな?」と考えてください。
みんなが初聖体受けられるように、たくさんの方が応援してくれました。教会学校のリーダーたち、ずっと丁寧に教えてくれたね。父母会の役員さんも衣装やプレゼントをご用意してくれました。生花、マルマリ、写真チームの皆さんにもお手伝いしてもらってます。 ありがとうの気持
ちで初聖体を受けましょう。たくさんしてもらったことを喜んで初聖体を受けましょう。
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