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初聖体ミサ 復活節第2主日

福音朗読:ヨハネによる福音 20:19〜31


 

初聖体受けるお友達に2つの質問をします。最後のテストです。合格できるといいね。


Q1 お母さんに言われたから、お父さんに言われたから初聖体を受けるお友達、手を挙げて!


A1 自分で受けたいからご聖体を受けますね。幼児洗礼は家族の方が望んだから。初聖体は自分は受けたいから、拝領します。


Q2 このパン、イエス様の体のパンと、あんパン。どちらのパンをいただきたいですか?

アンパンは真ん中に隠し味で桜が入ってます。リーダーが教えてもらったパンと違うけど、1つだけあります。こっちのアンパンがいいお友だちいますか?


A2 みんな、引っ掛からなかったですね。今日は、初聖体、イエス様の体。みんなが1つになるパンをいただきます。1つを取りあっこするパンじゃない。1つになるパン。1つの仲間になるパンをいただきます。パウロは「1つのパンを一緒に食べるので、わたしたちは大勢でも1つの体です」(1コリ10:17)と言ってます。生まれも、言葉もお仕事も違う世界中の人たちを、イエス様の体、ご聖体は1つまとめてくれます。


初聖体を受ける皆さん、ご聖体とあんぱん、どちらのパンを頂きたいですか?


みんな最後の試験に合格できて、ご聖体をいただけますね。よかったです。

次にご聖体を拝領するお友達にどんな風に大きくなって欲しいかのお話をします。

神父さんは金曜日に韓国からの92歳のおばあちゃまにご聖体をお持ちしています。ご聖体はミサに来る人だでなくて、病気で教会に来れない、だんだんと足が弱くなって教会に来れない方でも拝領できるようになっています。あちらに聖櫃と言って、イエス様の体、ご聖体が安置されています。


おばあちゃまはご聖体を拝領する前にモーツァルトのアヴェ ヴェルム コルプスを聞いています。

人生の最後の試練である死に臨み、来世に向かって出発するときに、イエスの体を受けて旅立つ。この臨終の聖体拝領の恵みを願う祈りが、教会の中で昔から伝えられています。「アヴェ ヴェルム コルプス」という言葉で始まるラテン語の祈りに、モーツァルトが音楽をつけました。

「死を迎える試練の前にどうか 聖体を私たちに味合わせてください。」

初聖体を受ける時から死を迎える時まで、神様は私たちを導いてくださいます。



曲を聞いた後、この写真を使ったトートバック、先週の復活の主日に難民支援のトートバックで募金をしていたので、韓国からのおばあちゃまに差し上げました。でも、だんだん弱ってきているので、トートバックのこともわかってくれてるのか?はっきりしませんでした。

その次に、トートバックで使っているこの写真、写真チームの方が撮られた素敵な教会の写真をお見せしました。すると、目がパッと開きました。写真の裏にはアシジの聖フランシスコの平和を求める祈りのカードが貼ってあります。神父さんが「平和を求める祈り」を唱え始めるとおばあちゃまは「平和が大事」と言われました。「もう意識がないのかな?」と思っていたけど、「平和が大事」とはっきり言われた。「平和が大事」はおばあちゃまがずっと願っていた強い思いだと思います。


ご復活の主日に頒布した難民支援トートバッグ
ご復活の主日に難民支援募金を募りました

神父さんの心の中に「平和が大事」の言葉が響いています。今日の福音でもイエス様が「あなたがたに平和があるように」と言われてます。ご聖体をいただく前に「平和が大事」と聞けたのは素敵な体験でした。「平和」の他の言葉でもいいと思います。

「勇気」「優しさ」「思いやり」 自分が好きな言葉、憧れる言葉を唱えて拝領する。そうすると願っていることが実現する力をイエス様がくださるように思います。 一人一人、願っている思いを込めてご聖体をいただきましょう。願う言葉は別々でもご聖体を通して1つになる。そんな初聖体のミサにしていきましょう。


今日、初聖体をいただくお友達は、祭壇を囲んで主の食卓、祭壇を囲んで拝領します。イエス様は、弟子たちを食卓に招いて、ご自分の体を与えてくださいました。拝領の歌にマラナタを歌います。「マラナ・タ」はアラマイ語で「主よ来てください」。1番の歌詞、


主の食卓を囲み、いのちのパンをいただき、救いのさかずきを飲み、主にあってわれらはひとつ。 マラナ・タ、マラナ・タ、主のみ国がきますように。 マラナ・タ、マラナ・タ、主のみ国がきますように。

主の食卓を囲んで「主よ、来てください」

イエス様のもとに1つになれるように、お願いしながら初めてのご聖体を拝領しましょう。




笑顔のあふれる和やかな初聖体ミサでした


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