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心に納めた(神の母聖マリアの祭日、ルカ2:16〜21)
ベツレヘムでのイエスの誕生を「(羊飼いの話を聞いた)人々は不思議に思った」とあります。一方のマリア様は「すべて心に納めました」。マリア様は、ただ記憶に留めたわけではありません。毎日、イエスの子育てを精一杯していました。そして、不思議なこと、理解できないことがあると「神様のお...
2022年1月1日読了時間: 3分


聖家族 (ルカ2:41〜52)
救い主として生まれたイエス様を、ヘロデ王が殺そうとしたので、聖家族はエジプトに逃げました。エジプトのカイロでは、聖家族の日1つの木のもとに集まってを祝うそうです。その木には「聖母マリアが疲れた時に休んだ木」という言い伝えがあります。...
2021年12月29日読了時間: 3分


神様はいつも私たちと共にいる(主の降誕(夜半のミサ))
12/24(金)12時 高齢者のためのミサお説教 福音朗読:ルカ2:1〜14 本来なら、コリンズ神父さんがこのミサでお説教することになっていました。でも昨日、お部屋で亡くなられているのを私と山岡神父さんが見つけました。 12月18日の子どものクリスマスミサでサンタさんをして...
2021年12月28日読了時間: 3分


いつも目を覚まして祈りなさい(待降節第1主日)
待降節第1主日(2021年11月28日)のお説教です。 (ルカによる福音書 21:25-28,34-35) 先週、ある中高等学校の中高生に「命」についてのお話をしてきました。コウノドリという周産期医療をテーマにしたドラマから考えてもらいました。舞台となっていたのは神奈川こど...
2021年11月28日読了時間: 3分


神様は来て下さる(マルコ13:24-32、子ミサ)
教会はもう直ぐ、待降節といって、イエス様の誕生をお迎えする準備を始めます。その前、11月になると、ちょっと怖い聖書が読まれます。「天地は滅びる」とか心配なことを言ってます。神父さんにも、11月になると怖い思い出があります。「心配だなぁ」「大丈夫かなぁ?」 今日はそんなお話で...
2021年11月13日読了時間: 3分


七五三祝福式のお話(マタイ18:1〜5)
聖書箇所 マタイ18:1〜5 そのとき、弟子たちがイエスのところに来て、「いったいだれが、天の国でいちばん偉いのでしょうか」と言った。 そこで、イエスは一人の子供を呼び寄せ、彼らの中に立たせて、言われた。「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天...
2021年11月7日読了時間: 3分


やもめの献金(マルコ12:38-44、年間第32主日)
イエス様の眼差しには3種類の人たちがいます。お金持ちは懐を痛めずに献金をして、得意顔です。貧しい人たちを痛めつけて自分の地位を築いています。宗教家は、律法の網の目をめぐらします。守れる自分たちは「義人」、守れない人たちを「罪人」と差別します。...
2021年11月6日読了時間: 3分


年間第31主日 神と隣人を愛する (マルコ12:28b〜34)
教皇フランシスコは、「十戒」についての講話の中で「神様が、先に人間を愛したこと」を次の例えで話しています。 ある人が、村人に尋ねました。 「お前たちを治めても(統治・支配)良いか?」 しかし、村人は答えました。 「私たちを治めるためにどんな良いことを、私たちにしてくれますか...
2021年10月30日読了時間: 3分


年間第27主日(マルコ 10:2-12)
四ツ谷に来るまで、山口県の周南市で二つの幼稚園の園長をしていました。私は、カトリックの神父なので独身ですが、子どもたちはそのことをよくわかってはいません。 幼稚園では、給食の日とお弁当の日があります。あるお弁当の日に、たけちゃんという男の子が私の弁当を見て言いました。...
2021年10月2日読了時間: 2分


聖母被昇天(ルカ1:39~47)
導入 聖母被昇天がカトリック教会で教義(信ずべき教会の基本的な教え)宣言されたのは1950年です。第一次世界大戦で1600万人の死者が出ました。30数年を経て起きた第2次世界大戦の死者は5千万〜8千万人と言われています。教会は2度の大戦を止められなかったのか?ナチス・ドイツ...
2021年8月15日読了時間: 3分


純女学徒隊殉難の記録より「あと始末」(糸永ヨシ)
『純女学徒隊殉難の記録より』(初版 1961年 純心女子学園創立80周年記念 再刊行 2014年) あと始末 糸永ヨシ(今回の黙想の最高齢者でまもなく96歳になられるシスター。元理事長) 冒頭 あれから16年が経った。「忘れられない」というのは事実だが、細かいことの記憶はだ...
2021年8月7日読了時間: 10分


年間第19主日 聖体の意味と平和(ヨハネ6:41〜51)
今日は、2つのお話をします。 ご聖体、命のパン 1つ目です。先週の日曜日の朝、アロイジオ中井千之さんが天に召されました。息子さんの一人、淳神父さんと私は、イエズス会の入会、司祭叙階、最終誓願も一緒でした。千之さんは、家族が信者ではない私を気遣って「柴田さん、どう?元気?」と...
2021年8月7日読了時間: 4分


年間第18主日 聖イグナチオの祝日(ヨハネ6:24-35、原理と基礎)
導入 今日お祝いしているイグナチオは「人間が造られたのは、神を敬い賛美し、仕えるためであり、こうすることで、自分の霊魂を救うためである」(原理と基礎 霊操#23)と教えてくれました。この言葉に沿って生きられるよう願いましょう。 説教...
2021年7月31日読了時間: 3分


年間第17主日「イエスは座っている人々に、欲しいだけ分け与えられた」(ヨハネ6:1-15)
私たちは夕暮れを間近にした、ガリラヤ湖のほとりにいます。イエス様は、ずっと何千人もの空腹を抱えた人々のことを考えています。弟子たちも問題を感じてていますが、何も言い出しません。 イエス様の方から声を掛けます。「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばいいだろうか?」 ...
2021年7月24日読了時間: 3分


年間第16主日説教 資料 バーナーディン枢機卿「やすらぎへの旅」より
先週の説教の資料です。 第1留 イエスは死の宣告をお受けになる 十字架の荷は本当に重いのです (一部表記を変えています) 私が過去ヶ3月半の間に、十字架の重さを学んだ体験を分かち合います。1993年11月11日木曜日、マスコミは私が性的暴行事件のために訴えられる記事を掲載し...
2021年7月24日読了時間: 2分


年間第16主日 人里離れたところで休む(マルコ6:30〜34)
今日は、「人里離れたところへ行ってしばらく休む。」「飼い主のいない羊のような群衆を見て深く憐れまれた」2つの箇所を考えます。 (1)「人里離れたところで休む」 1つ目、「人里離れたところで休む」。どういうことでしょう? もちろん体を休めることもあります。皆さんは別荘に行くこ...
2021年7月16日読了時間: 3分


年間第15主日 マルコ6 弟子の派遣
今日は、実体験の話を2つします。1つ目、私は月に2回のペースで成分献血をしています。人助けと健康管理のためですが、先日も、新宿へ献血に行きました。すると問診の時、女医さんからいろいろ質問されました。 「いいところにお住まいですね」 初めて言われる言葉ですが「確かにそうだな」...
2021年7月10日読了時間: 3分


年間第13主日 婦人とイエスのコミュニケーションに倣う (マルコ5:21~43)
癒しの話しが続けて朗読されましたが、今日は、任意の朗読箇所の婦人の癒しを取り上げます。 二つのことを考えました。一つ目は、婦人がイエス様の服の房に黙って触れた信仰です。 婦人が患っていた病気、慢性の子宮出血という説もありますが、ユダヤ教では汚れた病気と見なされました。彼女が...
2021年6月25日読了時間: 3分


年間第12主日 自然奇跡(マルコ4:35~41)
今日は2つのお話をします。1つ目は、癒しの奇跡と自然奇跡の違いです。 奇跡には、まず病気を癒す奇跡があります。たくさんの心と体に病を負った人たちをイエスは癒されました。この癒しのわざは、多くの人の眼の前で行われています。それとは別に「自然奇跡」と呼ばれるものがあります。今日...
2021年6月20日読了時間: 3分


年間第11主日 種まきのたとえ(マルコ4:26~34)
山口教会で司牧しているとき、農家をされている方が入門講座に来られていました。 「どんな時に神様の働きを感じますか?」 「種をまいて、1週間して芽が出てくる時です。蒔くタイミングとか、蒔き方とかにもノウハウがない訳じゃないけど、神様が働いたからこそ、芽が出たと思っています」...
2021年6月12日読了時間: 3分
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